人気ブログランキング | 話題のタグを見る

がんばれ文楽


ひっさびさに新春文楽公演へ。

イヤホンガイドを借りたせいか、ちょっとスローライフになりつつあるこの頃のせいか、
以前より興味深く観賞。

コッテコテやんっ!
これって生粋の上方芸能だなと思う。
太夫と三味線、そして人形遣いがいるわけですが、
人形一体につき3人のおじさんたち。右遣いと左遣いと足遣い。
つまり四体が舞台上で芝居を繰り広げるとなると12人のおじさんたちがそれを操る。
小型の人形をおじさんたち(中には国宝と言われる方もいる)が何人もで真剣に。
そして太夫もまた唾を飛ばしながら渾身の語り。三味線もよく響きみだれがない。
三業が三位一体となって芝居をする。
なんだか奇妙なようだけど、昔は町衆の娯楽の極みであった、誰もが気楽に楽しんだ、人間の本質をついた、、、
そんなことを感じたし、全てがプロのなせる業で空気が清々しい。
ふと、幼稚園の時に指人形を作って机を立ててグループで人形劇のようなことをしたのを思い出したりもした。

数十年前までは世間一般に楽しまれていたのかな。。
今や本当の古典ですが。

行政というか、時代に取り残され感がすごい。
しかたないかもしれないけど、今日の三業の姿を観て、
素晴らしい文化だと思った。

なにわ魂よ、がんばれ!

がんばれ文楽_f0246254_22462437.jpg
















by floatinghikarun | 2014-01-22 22:58 | 趣味・興味 | Trackback | Comments(4)
Commented by ミソラのラ at 2014-01-22 23:46
文楽って、パペットマペットみたいな人がいっぱいいて、人形動かさはるやつやんね?違う?(笑)
中学の社会見学で見た気がする!

鯛がいる(゜▽゜)
Commented by floatinghikarun at 2014-01-23 23:43
ミソラのラさま>大雑把に言えばあってるよ。鯛ね。めでたいからさ。新春なので威勢が良かったよ!
Commented by at 2014-01-24 21:27
1昨年、一番前の席で、かぶりつきで見ました。なかなかよかったよ。あのときは結構洗練されただしもののような。
日本の伝統文化はいいですよ。毎日はいいけど。橋本君、これがわからないようでは、市長の器じゃないよ、助成金でもめてたの、どうなったのかな。
Commented by floatinghikarun at 2014-01-25 00:20
阿さま>まぁ、やってる側の事務方なんかの努力も必要ですよね。今はがんばってるんでしょうけど、以前は助成してもらって相当あたりまえだのクラッカーだったと思うし。どうなるんでしょうかね。。
<< 木曜レッスン my favorite vid... >>