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baroque


昨夜のチェンバロリサイタル、
チェンバロは知ってるけど、ちゃんと聴いたのは初めてでした。
デビュー20周年の記念リサイタルだったそうです。

専門的なことはわかりませんが、
ピアノは大ホールでじゃじゃ~んと弾いたりするのにもむいてるけど、
チェンバロは天井の高いこじんまりした一室がよく似合う。
楽器自体も個性が強そうだし、弾き手によっても個性をダイレクトに感じられる、
弾き出された音が儚く消えていく、、そんな印象の楽器です。曲の終わりのチェンバロらしい音の響きが独特です。

まだ電気の発達してなかったむかしむかし、
昼下がりのまどろみの中で 、物思いにふけりながら、、という世界が似合います。
旅行で歩いたイタリアの石畳の街を思い出しました。
場所は京都アルティですが、気が付けば洋館の一室でまどろんでいるような世界へ誘われていました。

ほんでこの演奏会、トータルでよくできてる~。
演奏会というのは音だけでなく、もちろん視覚やムードも大切。
チケットを手にしてからの一連の流れというか、空気を楽しみに行くようなところもある。
開演前、ホールに入ると2台の端正なチェンバロが出迎えてくれた。
登場した奏者のそれはそれは美しいこと。
色白の肌理の細かい肌(二の腕特に◎)にキラキラ輝くジュエリーとドレス姿は上品で素敵すぎる。
あんなん見たら男はイチコロやでっ。私もあんなん着てみたい!
隣のおばちゃんたちが思わずうっとり、そして羨ましがってた。(笑)
プログラムの内容や構成も退屈にならないようによくできている。
そして素人にもわかりやすいような曲紹介などの気さくなトーク。

全ては聴きに来たお客さん、そして自分の職業への愛情、
それを等身大で心を込めてやってこられ、そして昨夜の演奏会、だったんだと思った。

今月末、カフェ・モンタージュでチェロ&チェンバロがありますよ。
ご興味持たれた方、是非。(残席僅少)
このメンバー、この場所で2000円ってやすー。
カフェ・モンタージュ、、、いつも2000円って安いわ、ほんま。


終演後のチェンバロたち、ライトが消えたので光足りず、写り悪すぎます。
チェンバロにペダルが無いって初めて知ったのです。(・□・;)
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by floatinghikarun | 2014-06-01 22:01 | 趣味・興味 | Trackback | Comments(3)
Commented by at 2014-06-01 23:37 x
チェンバロって知らない…聞いたような気もするけど。この世には、知らないことたくさんある。ブログ毎日更新、すごいね。それだけ書くことが見つかるということは、日々タップふんでいるような毎日なんでしょう…つまり充実しているとかね。
Commented by 姐さん at 2014-06-02 21:26 x
ドレスとジュエリーくらいならいつでも貸したで~(笑)感謝を込めて!!
Commented by floatinghikarun at 2014-06-02 21:56
阿さま>チェンバロの音聞いたら、あ~、これかってわかりますよ。日々踏む、、、大事なことですがそこまではできてません。ちょっと自分の練習を増やさないとと思ってます。

姐さん>入らへんやっ!!ひきちぎってしまうやんっ!!
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