体のメンテナンスに行ったときのこと。
あ~気持ちがエェ、とか、アイタタタ、とカーテンの向こう側から聞こえてくる。隣はおばあさんらしい。
先生とおばあさんの会話から、その方はかなり高齢らしい。
「もう、長生きしすぎましたやろ?やりたいこともでけませんやろ?歩いたりもできませんやろ?」
「…ここまで歩いて来てはりますやん!」と先生。
おばあさんにはそれは聞こえないらしい。無反応。
数台のベッドが並んでるのですが、あちこちから笑いを我慢する声が漏れてきた。
「そら、年取ったらいろいろ故障が出てきて当たり前ですよ。膝は…」いろいろ先生が治療したり説明され無事終了。
「は~、膝の油もきれてきますんやな。たまには油さしに来んとあきませんのやな。次会えるかわかりませんけどな、ほなまた来ます。は~、今日は昼からディケア行かなあきませんねん。月・水・金、は~、忙し。」
93才ですって。
は~、恐るべし女子力。
みなさん、あやかりましょう。(笑)